心療内科に生まれて初めて行った話

  • 2020年11月19日
  • 2020年12月1日
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生まれて初めて心療内科に行きました。

心療内科にいくなんて「最終手段だ…」なんて大げさに考えていましたが、もっと早く行っておいてもよかったなと思いました。

診てもらえる、という事だけで光明が見えるような気もします。

予約時間にいくと待合室に3人くらい待っていました。別に暴れていたり、変な人がいるわけではありません。

付き添いの人もいるでしょうが、明るい表情の人もおり、普通の人です。もしかしたら通院するうちに良くなっていってる人なんでしょうか。

なかにはとても暗い表情の方もいます。

とてもつらい目に合ったんだろうな。とか、もしかしたら自分よりも大変な目に合ったのかもしれないな。とか考え、いつもとは違う部分の胸が痛みました。

待合室は穏やかな音楽とともに鳥のさえずりがBGMとして流れていました。ヒーリングミュージックでしょうか。

受付の人はとても親切です。

事前に問診票と質問票を書きます。わたしが行った所では、質問票は現在の症状について5段階評価をかくものでした。食事はとれてるか、とか、眠れてるか、とかそんな感じのもの。

そしてしばらく待つと呼ばれ、診察が始まりました。

心療内科とはどういう所かの説明をまず受けました。

「心」というあいまいなものを扱うものですが、あくまでも科学であり、科学として治療をします。「悩み」は心(というあいまいなもの)が作り出しますが、その悩みがストレスを生み出し、神経を傷つけるのです。

という。(この辺の考え方や説明の仕方は病院により違うんでしょうか。)

わたしは少し前まで胸痛や呼吸がしづらいことに悩んでおり、色々検査をした結果、自律神経失調症と言われたので、この説明には納得でした。

その後、こうなった経緯を話をじっくりと聞いてくれました。

その上で、まずは神経を修復させるために、不安感や緊張を緩和させる薬を処方されました。加えて睡眠導入しやすい薬も処方されました。

ひとまず1週間これで様子を見て、今後の事を考えていきましょう。という事で診察が終わりました。

診察後、別室で性格の検査を行いました。別の臨床心理士だという方の説明を受け、木の絵を描きました。いわゆるバウムテスト(樹木画テスト)というやつです。

「実がなる木を描いてください。」と言われ、頭に浮かぶがままの絵を描きました。

そのあとで、「この線は何ですか」「木のしわです」「ここは?」「地面です」とかいろいろ質問を受け、その場は終わりました。結果は一週間後だそうです。

これで初回の診療は全て終了です。

毎日薬を飲んでいますが、その後、不安感はある程度やわらぎ、眠れてもいます。

 

心療内科に対してかなりの抵抗があったので、行くのをためらっていましたが結果的には早く行ってもよかったと思います。心の病気だと思うから抵抗があるんですね。神経が傷ついているんだと思って他の病院と同じ感覚で利用すればいいんだ、と気付きました。

まずはここから。少しずつ立て直していきたいです。

 

以上、「心療内科に生まれて初めて行った話」でした。

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