転職理由はネガティブな事を言ってもいい。

転職理由ネガティブな事を言ってはいけないと本に書いてあった!

わたしは転職活動をしています。面接も複数回経験しました。

転職理由、退職した理由は何ですか?というのは絶対聞かれる質問の一つです。

一般的に、「前職でのネガティブな事は口にしてはいけない!」と言われています。

しかし、わたしは「転職理由はネガティブな事を言ってもいい」と考えています。
※伝え方は工夫しないといけません。

こうすれば絶対うまくいく?

動画やブログなどでは、面接に関するいろんな見出しのコンテンツがあります。

「こうすれば受かる!」とか、「こうすればうまくいく」、とか。

でも、面接において絶対うまくいく方法など存在しません。
わたしは基本的にそう考えています。

何故かというと面接官、会社は
人間だからです。人間に対しての絶対的な攻略法など存在しません。

結局のところ、面接は、人と人の対話です。だから、経歴やスキルとともに「人間性」を知ろうとします。

だから、自身の内面に迫る部分を見せないと面接官の心に刺さることはないと思います。

わたしは元居た会社で新卒採用に携わりましたが、「綺麗な事」だけをスマートに話す人より、喋り方や言葉遣いがうまくなくても「人間らしい部分」を感じる応募者に魅力を感じました。

では愚痴を吐いてもいいのか?

残念ながらそれだけでは無理だと思います。

何故か?

自分が受けた辛い思いは、びっくりするぐらい伝わないからです。

「愚痴のように」ネガティブな理由を「ただそれだけ」述べてもマイナス印象にしかなりません。

パワハラにあった…給料が安い…残業が多すぎる…色々あると思いますが、それらは事実であっても言葉では想像以上に伝わりません。

これらを単にありのまま伝えようとすると、

「本当にうちでやっていけるのか?」「ちょっと何かあっただけで辞めてしまったり問題を起こしたりするんじゃないか?」と疑問を抱かせてしまいます。

「なぜ辞めたのか、転職するのか」という問いは「うちで入ったらすぐ辞めないか?」という意味もあります。

これが友達や親が相手なのだったら話は別です。友達や親はあなたの性格を知っているから「この人がそんなに言うぐらいだから大変だったんだろう」と伝わるのです。

面接官はあなたの性格を知りません。どんな志向なのか、どんなことで喜ぶのか怒るのか。大雑把なのか神経質なのか。熱い人なのか冷静沈着な人なのか…等々。

じゃあどうすればいいの?

これという攻略法はありません。

…では冷たすぎますね。「答えを出すのはあなた」ですが、「材料」としてわたしの経験をお伝えします。

わたしはポジティブ→ネガティブ→ポジティブな組立で理由を口にしました。

元の社長は改革に積極的でした。おかげで自分も色々なことにチャレンジ・経験をさせてもらいました。【ポジティブ】
数年前に経営者が変わり改革には消極的で、未来のために指摘をしようにも何を言っても聞く耳を持たないという閉塞的な方でした。【ネガティブ】
ですので、自分の経験とスキルを活かせる場でもう一度チャレンジしたい!まだまだ動き回るように走り回るように仕事をしたい!と感じたのが退職の理由です。【ポジティブ】

正直あんまりうまい話し方ではないと思います。

上記の理由だけで納得されない場合、面接官からはさらに突っ込まれます。

新しい社長に説得は試みようとはしなかったんですか?

 

(うっ、納得してない…こうなったら洗いざらい言うしかない…。)

…「転勤」とか「降格」とかいう言葉を日常的に口にする人だったので難しかったです。【ネガティブ

なるほど、圧迫的な空気だったんですね…。

あくまで感触ですが、これがマイナスポイントにはなっていなかったと思います。面接官の表情を見ると「それは仕方がないなぁ」という表情でした。

多分、【ポジティブ】部分だけだったらその理由に至る経緯がわからないし、人間性も伝わらないと思います。

まとめ

わたしは、わたし自身の事を他人に話すのがすごく苦手です。

かといって「それらしい」感じで「盛った話」をする事もできません。

だから「綺麗ごとで覆いつくす」理由は止めることにしました。そうすれば自分の「人間らしさ」が出ると思ったからです。

正直・真面目・熱意・魂を持って語る。

それがわたしなりの攻略法です。

ネットや本などの目立つ文言には、躍らされない程度に参考にしつつ、「自分の答え」をしっかり見つけましょう。

以上、「転職理由はネガティブな事を言ってもいい。」でした。

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