次が決まる前に退職を決めてしまった人がやるべきことまとめ

  • 2020年12月14日
  • 転職
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本来は、転職をするにおいて「次が決まってから退職をする」

これが一番です。

しかし、色々な事情で次が決まる前に退職届を出した!という人もいるかと思います。わたしがそうでした。

ここでは、退職が決定してから転職活動を始めた人が、やるべきこと・考えるべきことをまとめています。

 

マインドを固める

まず、退職が決定してから始める転職活動は、

「自らのメンタルとの勝負」

という要素がついてきます。

「早く次を決めたい」のに一日の時間はいくらでもあります。本来仕事をしていた時間も空いてしまいます。

余計な事を考える時間が多い」のです。

考える時間が増えることで、やっぱりやめておけばよかった…次決めてから辞めればよかった…

などと、余計な事を考えはじめてネガティブな思考になっていきます。これはその後すべての思考・行動に悪い影響しか与えません。

しかし、後ろを見てもなんのメリットもありません。

あの決断の仕方は「自分にとって必要な事であり最良のタイミングだったんだ」と考えて…
ひたすら「前を向きましょう」

 

もし、つらくなったら、

今は試練の時 (=成長できている)

長期戦だ (=焦っても仕方ない)

前を向くしかない (=後悔しても意味がない)

と考え、常にリセットし、マインドを固める事が大切です。

行動面では運動をしたり、本を読んだり、新しい趣味を作ったり、経済的に余裕のある人は旅行に行ってもいいでしょう。精神的に参っているのなら心療内科に行きましょう。薬をもらって眠るだけでもだいぶんと良くなります。心療内科に行きながらでも転職活動はできます。

転職の軸を決める

転職するにあたって、

何を一番最優先したいのか。何を達成すれば自分にとって成功なのか。

1番2番を決めます。

年収なのか、やりがいなのか、ライフワークバランスなのか…

その為に、

元の会社で「不満に思った点」をリスト化する

それら不満を「どうありたいか」に考えを向け、書き出す

そうしてできたものが転職の軸となります。

 

私の場合は1番が「やりがい」でした。

前の会社では仕事がつまらなくなってきて、会社の体質的に改善する余地が一切見られず、そんな中パワハラを受けたため「やってられるか」と決定しました。

退職直後は「パワハラを受けたから転職するんだ!」と意気込んでいましたが、よくよく考えたらそれよりもっと前から不満に思っていた事があったのを徐々に思い出していきました。そして、それを転職の軸として考えるようになりました。人は案外、自分の事をわかっていません。

経歴書・履歴書を作成する

思ったりよりも時間がかかります。

なぜなら経歴書・履歴書は自分の事を「第三者化」する事であり、難しい事だからです。

人は案外、自分の事がわかっていません。

第三者が「書類を見て」わかるぐらいに自分の事を言語化するのは、思い出すのもまとめるのも大変時間がかかります。

わたしは「自分のことぐらい自分でわかるよ。すぐできるだろう」と高をくくっていましたが非常に時間がかかりました。

ある程度のレベルまでは作成を進めます。

最終的には周りの人や転職エージェントと相談しながら完成させていけばいいのですが、「土台」がないことには話が宙に浮くどころか、エージェントのペースにはまり悪い流れになります。

そして、経歴書・履歴書は応募するうえで「書面上の人間性・スキル」を映すもので、とても重要です。とりかかるのは早いうちがいいです。

転職エージェントに複数社登録する

1社ではリスキーです。最低でも2~3社とはやりとりしましょう

もし、イマイチな担当者にあたってしまった場合、1社しか登録していなければそんな事はわからず、「こういうもんなんだ」と思ってしまいます。

「いいのがあれば応募する」というスタンスで複数登録しキープするのがいいです。

わたしは4社登録し、最終的には1社とメインでやり取りしました。残りの3社はどうだったかというと…「超・上から目線で、行動をあおってくる」「人は悪くないけど求人内容が毎回希望とずれてる」「積極的で人はいいんだけど、扱い求人数が少ない」という具合で合いませんでした。

応募する&応募する

まず応募するにあたって勘違いしてはいけないのは「応募=入社ではない」という事です。

わたしは転職活動を始めた頃、ちょっとでも自分よりレベルの高そうな求人を前にすると「万が一受かって失敗したらどうしよう」と怖気づいて全然応募ができずにいました。

しかし、そのミスマッチがないかどうかを確かめるためにも書類選考・面接があるのです。

もちろん、面接の場では正直に臨む必要はあります。

書類通過できるのは10%~20%と言われています。10社出して1社か2社に面接に進めるという事です。

わたしは20社ほど応募して2社面接に進めました。

在職中ならともかく、多少ちょっと自分のレベルに合わないと思っても応募しましょう。合わない所は書類選考から外れるか、面接で見送りになります。もちろん、書類・面接ではすべて正直にする必要があります。

国民年金・国民健康保険に加入する

健康保険は退職日まで使えますが、退職から14日以内に申請しなければなりません。

そして国民健康保険証をもらうのですが、保険証をもらう前に病院に行った場合、全額自己負担となります。(※交付後に病院で負担分の差額を返金をしてもらえます。)

とはいえ、申請したらすぐもらえるかというとそうではなく、私の場合一週間程度かかりました。

まとめ

転職活動は本当にいろいろとエネルギーを使います。退職を決めてからの転職活動は一段としんどいものです。

しかし自分と向き合う時間が長くなるので、「よりよい自分」と出会うことができます。

その為には、マインドを固めることが大変重要です。前を向くことです。

他にも、

転職の軸を決める
経歴書・履歴書を作成する
転職エージェントに3~4社登録する
応募する&応募する
国民年金・国民健康保険に加入する

を実行して、よい転職を実現しましょう。

以上、「次が決まる前に退職を決めてしまった人がやるべきことまとめ」でした。

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