本来は、転職をするにおいて「次が決まってから退職をする」
これが一番です。
しかし、色々な事情で次が決まる前に退職届を出した!という人もいるかと思います。わたしがそうでした。
ここでは、退職が決定してから転職活動を始めた人が、やるべきこと・考えるべきことをまとめています。
マインドを固める
まず、退職が決定してから始める転職活動は、
という要素がついてきます。
「早く次を決めたい」のに一日の時間はいくらでもあります。本来仕事をしていた時間も空いてしまいます。
「余計な事を考える時間が多い」のです。
考える時間が増えることで、やっぱりやめておけばよかった…次決めてから辞めればよかった…
などと、余計な事を考えはじめてネガティブな思考になっていきます。これはその後すべての思考・行動に悪い影響しか与えません。
しかし、後ろを見てもなんのメリットもありません。
もし、つらくなったら、
今は試練の時 (=成長できている)
長期戦だ (=焦っても仕方ない)
前を向くしかない (=後悔しても意味がない)
と考え、常にリセットし、マインドを固める事が大切です。
転職の軸を決める
転職するにあたって、
何を一番最優先したいのか。何を達成すれば自分にとって成功なのか。
1番2番を決めます。
年収なのか、やりがいなのか、ライフワークバランスなのか…
その為に、
元の会社で「不満に思った点」をリスト化する
それら不満を「どうありたいか」に考えを向け、書き出す
そうしてできたものが転職の軸となります。
私の場合は1番が「やりがい」でした。
前の会社では仕事がつまらなくなってきて、会社の体質的に改善する余地が一切見られず、そんな中パワハラを受けたため「やってられるか」と決定しました。
経歴書・履歴書を作成する
思ったりよりも時間がかかります。
なぜなら経歴書・履歴書は自分の事を「第三者化」する事であり、難しい事だからです。
人は案外、自分の事がわかっていません。
第三者が「書類を見て」わかるぐらいに自分の事を言語化するのは、思い出すのもまとめるのも大変時間がかかります。
ある程度のレベルまでは作成を進めます。
最終的には周りの人や転職エージェントと相談しながら完成させていけばいいのですが、「土台」がないことには話が宙に浮くどころか、エージェントのペースにはまり悪い流れになります。
そして、経歴書・履歴書は応募するうえで「書面上の人間性・スキル」を映すもので、とても重要です。とりかかるのは早いうちがいいです。
転職エージェントに複数社登録する
1社ではリスキーです。最低でも2~3社とはやりとりしましょう。
もし、イマイチな担当者にあたってしまった場合、1社しか登録していなければそんな事はわからず、「こういうもんなんだ」と思ってしまいます。
「いいのがあれば応募する」というスタンスで複数登録しキープするのがいいです。
応募する&応募する
まず応募するにあたって勘違いしてはいけないのは「応募=入社ではない」という事です。
しかし、そのミスマッチがないかどうかを確かめるためにも書類選考・面接があるのです。
もちろん、面接の場では正直に臨む必要はあります。
書類通過できるのは10%~20%と言われています。10社出して1社か2社に面接に進めるという事です。
わたしは20社ほど応募して2社面接に進めました。
在職中ならともかく、多少ちょっと自分のレベルに合わないと思っても応募しましょう。合わない所は書類選考から外れるか、面接で見送りになります。もちろん、書類・面接ではすべて正直にする必要があります。
国民年金・国民健康保険に加入する
健康保険は退職日まで使えますが、退職から14日以内に申請しなければなりません。
そして国民健康保険証をもらうのですが、保険証をもらう前に病院に行った場合、全額自己負担となります。(※交付後に病院で負担分の差額を返金をしてもらえます。)
とはいえ、申請したらすぐもらえるかというとそうではなく、私の場合一週間程度かかりました。
まとめ
転職活動は本当にいろいろとエネルギーを使います。退職を決めてからの転職活動は一段としんどいものです。
しかし自分と向き合う時間が長くなるので、「よりよい自分」と出会うことができます。
その為には、マインドを固めることが大変重要です。前を向くことです。
他にも、
転職の軸を決める
経歴書・履歴書を作成する
転職エージェントに3~4社登録する
応募する&応募する
国民年金・国民健康保険に加入する
を実行して、よい転職を実現しましょう。
以上、「次が決まる前に退職を決めてしまった人がやるべきことまとめ」でした。